あえて結婚しないという選択

 

1.新しいカテゴリー記事をスタートします!

今回から、新たなカテゴリーの記事を投稿していきます。
そのカテゴリーは、「#独身女の主張」です。

個人的ではありますが、私はアラサーの独身女です!
ただ、独身であることに引け目は全くないですし、焦りも全くありません。
独身だからこそ出来ることも沢山あって、私はそんな生活を楽しんでいるタイプです。ただ、世の中の独身女性が、全員私と同じ感覚とは限りません。

そこでこのカテゴリー記事では、様々な独身女性にフォーカスを当てた記事を書いていきたいと思います。

第一回目の今回は、「結婚しないこと」をあえて選択している女性についてです。

 

2.あえて「結婚しない」理由って?

今、男女関係なく独身の割合が増えていると言われています。
内閣府のHPで公表されている統計によると、下のグラフの通り、2015(平成27)年には、30~34歳の男性ではおよそ2人に1人、女性ではおよそ3人に一人が未婚となっています。

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「未婚化の進行」(内閣府HP)

もちろん、すべての人が「あえて」結婚していないというわけではないと思いますが、この中に「あえて」結婚していない人は確実に存在します。
そこで、そういった人たちがあえて結婚しない理由をいくつか紹介してみます。

(1)仕事がいきがい、楽しくてたまらない

男女関係なく、仕事の中で重要なポジションに就くことが出来るようになった現代では、女性も男性同様に、20代後半から30代にかけてが一番仕事にやりがいを見出す時期になっています。
そうすると、出産をしなくても、結婚するだけで家事に時間をとられてしまうという感覚が生まれ、それを避けたいと思うようになってしまいます。
働く時間が削られてしまうことは働く女性にとって、とてつもなくマイナス要素に感じてしまうのです。

また、家事分担をしてくれるパートナーに恵まれたとしても、世の中ではまだ「女性が家庭を守るもの」という認識が残っていますので、否定的に見られてしまう可能性が高いのが現実です。
それならば、いっそ結婚しないで、全力で仕事だけに専念した方がいいと思うのです。

それだけ女性が活躍できる場が増えてきているということだと思うので、喜ばしいことだなと個人的には思っています。

(2)「結婚」にプラスのイメージがない

これは、私も納得の理由です。
私の周囲でも、結婚・出産を終えた友人・知人が多くなってきましたが、仲がいい夫婦というパターンはあまりないイメージがあります。
パートナーの愚痴を言ったり、家事や育児が大変を話したりしているのを見ていると、結婚したいという気持ちはあまり湧いてきません。

また実際、自分が結婚した場合、自分もそうなってしまう気がして、それは嫌だなあと思ってしまうのが正直な気持ちだったりします。

もしかしたら、その不満や愚痴は本気ではないかもしれません。
それでもやっぱり、愚痴ったり嘆いたりするような時間ばかりを過ごすよりは、もっと他のことに時間を使いたいと思ってしまいます。

(3)自分の時間を大切にしたい

当然、結婚しても自分の時間を作ることはできると思います。
しかし、パートナーの理解と協力は必要ですし、出産した場合はどうしても子供と一緒に動かざるを得ない状況になってしまうのが現実です。

この理由を挙げる人の多くは、自分の趣味や好きなことがある人だと思います。
例えば、ふと思い立って旅や旅行に行きたいと行動してしまう人や趣味のイベントなどへの参加が楽しみで、時間や場所を問わず常に参加してしまうといった人など、とにかくいつでも身軽に行動できる環境が必要な人は、どうしても自分の時間を大切にしてしまうのです。

家庭を持てば、パートナーや子供、親族の都合に合わせなければならない場面は少なからず出てきてしまうものです。
そう考えれば、やはり一人の方がはるかに気楽で自由にいられると思ってしまいますよね。

 

とりあえず、以上3つの理由を挙げてみました!
他にも様々な理由がありますが、一番多そうな理由を今回は紹介してみました。

 

3.とはいえ、不安もある…

独身でいることは、確かに楽で自由な面もありますが、一方で不安を感じる面もあるのが現実だったりします。

やりたいことをやりたいだけやって、時間に縛られることなく沢山働いたことで多くの貯蓄を得て、何不自由ない生活を手に入れたとしても、ふと不安に感じることはあるものです。

ということで、こちらもいくつかご紹介させて頂きます。

(1)将来孤独なのではないか

パートナーや子供がいれば、年をとって仕事から離れても、一緒の時間を過ごしてくれる人がそばにいてくれます。
若いうちは仕事ややりたいことを自由にできて、時間などに縛られないことが何よりも魅力的に感じてしまいますが、すべてが落ち着いてゆっくり過ごしたいとなったときに、一人で過ごすことになってしまうのは寂しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

また、もし老後に寝たきりになったり、施設で過ごすことになったりした場合に、会いに来てくれたり、自分の最期を看取ってくれる人がいなかったりするのは正直心細いと感じる人も実際にいるようです。

(2)自分の生きた証がない

これは男性的な考え方かもしれませんが、子供がいないことで、自分が生きてきた理由は何だったのだろうと悲観的に考える人もいるようです。

そのようなこだわりはないという人も一方では多いので、誰でもに当てはまる理由ではないと思いますが、これもまた独身を貫いた先に生じる可能性のある不安なのかもしれません。

 

4.その時その時の気持ちを大切に

結婚はあえてしないと思っているときは、きっと本当に結婚することはないと思います。
なぜなら、結婚や恋愛に興味がないときは、不思議なことに出会いもないというより、出会いに気付かずに日々を過ごしてしまうものです。
ただそれは悪いことではなくて、本当に自分にとって必要ないと思っている結果だと思うのです。
だからそんな時に、無理して出会いを求めたり、自分の気持ちを抑え込んだりする必要は全くなくて、とにかくやりたいことを後悔のないようにやりきることが一番大事です。

ただ、年齢を重ねるにつれて、またいろいろなことが落ち着いてくるにつれて、パートナーが欲しいと考えるようになることがあるかもしれません。
それもまた、何歳であってもおかしいことではなく、むしろ積極的に出会いを求めていくべきだと私は思っています。

 

人生は、計画通りにいかないのが普通です。
結婚したくて結婚して、子供が欲しくて出産をしたけど、つらいことのほうが多くて逃げだしたいという人もいるでしょうし、逆に願望通りにできて実際も本当に幸せという人もいます。

そして、独身を貫こうと自分で決めて結構長く独身でいたけど、最終的にはやっぱり寂しくてパートナーが欲しいと思う人もいるでしょうし、逆に独身のままで本当に良かったし、死ぬまで一人でい続けたいという人も当然います。

こればっかりは、実際に人生を生きてみないことには分からないことだと思うのです。
ただ、場面場面において、自分の気持ちに正直に生き続けることがとても大切で、ただ一番難しい生き方とも言えます。

 

結婚するかしないかは、人それぞれです。
そして、どちらが正解ということもないですし、どちらが安泰ということも分かりません。

ただどちらにせよ、自分のした選択には自信を持ってほしいと思うのです。
自分の気持ちに正直に生きることは難しいことですが、その難しい生き方を選んで生きているのですから。