2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
冴えない人が急に変身することがよくある。 ドラマでもよくあることだが、ドラマの世界に限らず身近でも起こりうることだ。 そういった変化を、時に「化ける」と言うが、この原理に似ているものがある。 「花」という字は、草が化けると書く。 草は、雑草も…
「劣等生の方が幸せかもしれない」と最近思う。 それに、世の中もまた、劣等生を求めているように感じるのだ。 劣等という言葉をどう定義するかにもよるが、劣等生は一概に悪いとは言えない。 「劣等」という言葉は、通常「“普通”より劣る」と定義されること…
本数は大してありませんが、「ミニ小説」というカテゴリでいくつか記事を投稿しています。 是非、この機会に読んでみて頂けると嬉しいです! freno-c5h.hateblo.jp freno-c5h.hateblo.jp freno-c5h.hateblo.jp
「子供の学力」と「家庭の経済力」が結び付けて語られることが多くなった。 つまり、裕福な家庭ほど教育を受けるチャンスが増え、経済的に厳しい家庭ほど子供が“自力で”学ばなければならなくなる可能性が高まるということだ。 私はごく普通の家庭で育った。 …
ただただ天気が良いというだけで、私は車に乗り込んだ。 一人ドライブが好きで、時間があるといつもちょっとだけ遠くまで車を走らせる。 人と関わることが苦手ということではないけれど、一人の時間は好きだ。 今日もまた、一人の時間を満喫するためにちょっ…
突然ですが、皆さんにとって「裁判」というとどのようなイメージがありますか?「難しい」とか「関係ない」と思いがちではありませんか? しかし、2009年5月より裁判員制度がスタートしてから、地方裁判所で行われる刑事事件裁判の中でも重大な犯罪に関する…
「あなたは自分に自信がありますか?」 そう問いかけられると、私は首を縦に振ることが出来ない。 しかし、「あなたは自分を信じることが出来ますか?」と言われると、少し答えに迷ってしまうだろう。 しかし、「自信」という言葉の意味は「自分を信じること…
それなりのプライドを持って生きてきた。 だからこそ最後も、自分なりのプライドを保ちたかった。 これが私なりの意地。これでよかったんだ。 私は大企業に就職した。 それは私にとって、いろんな意味で人生の分岐点になった出来事。 私が就職活動をしていた…
人格は、「経験」の積み重ねによって形成される。 ここでいう「経験」は、生まれ育った環境や、出会った人々との時間も当然含まれる。 だから人格は、一生定まることなく変化し続けるのである。 テレビ番組で、ある一人の少女の話を観た。 その少女は小さい…
私の小さい頃の夢は、看護師だった。 それは、身近な慕っている人が看護師だったから。 しかし年齢を重ねると、公務員を志すようになっていた。 理由は、単純かもしれないが、「公務員に向いている」とよく言われていたからだ。 でも今、私は普通に会社員で…
大きく息を吸って、ゆっくり息を吐く。部屋の中いっぱいに、コーヒーの香りが漂っている。外からは学校に向かう子供たちのはしゃぐ声がする。 --あー、いつも通りの朝だなぁ。変化のない一日の始まりにほっとする。 昨夜から開きっぱなしになっているパソ…
あなたの好きな作家は誰ですか? 私は、どちらも小説家だが、唯川恵さんと東野圭吾さんだ。 では、好きなライターは誰ですか? ライティングの仕事や、ライティング関連の趣味などがある人にとっては、簡単な質問である。 ただ、そういったことに興味がない…
「どうして空は青いの?」 子どもが聞いてくる質問として最もよく聞く質問だろう。 大人にとっては当たり前のことでも、子供は無邪気に「なぜ?」と聞いてくる。 その子供のまっすぐな質問に、ドギマギした経験を持つ人も多いはずである。 でも、この「分か…
切ない―。 よく使う言葉だけど、文字で見たときにふと不思議に思った。 「何で『切』って漢字が使われてるんだろう」 そもそも『切』っていう漢字から連想するイメージと「切ない」の言葉は、どこか結び付かない気もした。 それに『切』という漢字が使われる…
「還暦」と聞くと、とても高齢のようにとられていた時代がある。 私自身も正直小さい頃は、「60歳」と聞くと高齢者という印象があった。 しかし今年、自分の両親が還暦を迎えたが、高齢者という印象はない。 父は今でも働き続け、母も東京や福岡のような遠方…
高校時代に「報われない努力もある」と言われたことがある。 今思えば事実だし、そこまでショックを受ける言葉でもない。 それでも当時は、頑張っていたことが全て否定された気がしてショックだった。 思いがけず言われた言葉に、傷付いたり、逆に励まされた…
ご報告です。 当初とは本ブログのコンセプトを変えまして、今後は『エッセイ形式』のブログへ変更します。 もともとエッセイ形式でのブログを書きたいと思っていましたが、自分に自信がなく躊躇っていました。 ただどうしても、「書きたい」と思えなくなって…